hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

フラッシュバック 通夜

伴侶を亡くす悲しみは知っているので、義父に気力だけでも持てるようにと子どもたちの相手をさせました。ニコニコしている義父でしたが、本当は悲しいよねと心で思って何も声はかけませんでした。

義兄弟の嫁さん方もなかなか気が回らないようなので、足りないものはこれで良いかと連絡をして、細々とした買い物もしていきました。

みんながみんな、「何をしたらよいのか分からない」で肝心な情報や物が把握できない。長男嫁も義実家の対応でてんやわんや。こんな時、夫がいればみんなをまとめてくれるのにな。義母もいなくなったら、誰が義兄弟をまとまるのよ~~・・・。

 

それでもこれからの流れは、義父と義兄弟と葬儀屋で話していました。で、私の役割が、通夜後の家族の挨拶で夫の代わりに並んでほしいとのことでした。ハイ分かりましたと引き受けましたが、複雑な気持ち・・・。私のことを家族だと思ってくれるのはありがたいけれど、何ともいえない重たい思い。

 

いよいよ通夜の儀式。夫の時・・・私は泣き続けるか、2歳の長子を大人しくさせるのに気が向いていたか、のどちらかでした。次子は親戚に抱っこしてもらい、泣いていたな。   今回はほとんど涙が出ず、自分でもこれからはこうなるのかと冷静に考えていました。もう、あんな悲しみは、一番の悲しみはないんだ・・・私が死ぬまで、あと何人を見送らなければいけないのだろう、涙はでるのだろうか。

 

 

通夜の後・・・・・夫の時に、私は泣いてばかりで何もできずにいました。1か月の次子を抱いて泣き過ごす私は、親戚にお礼を言いまわって、食事の準備やお酒を注ぐなんて気にもしてなかった、できなかった。   その時手伝ってくれたんじゃあないの?ってくらい、今回何もしようとしない嫁たち。

今、私は次子とか見ないとだめなんですけど・・・・。おねーさん方に、してほしーんですけど。お茶出してほしーんですけど。 心で思いながら・・・丁寧に声をかけて、嫁方々に手伝ってもらいました。言えば、そうかそうかと動いてくれるんですけどね。 悪い人ではないけれど。

 

それぞれに悲しくて気が回らないのかな・・・。疲れちゃったのかな。

良いほうに考えることにしよう。

 

私がダメ嫁扱いされるのはいいけれど、夫のことを悪く言われないように、やるしかない。嫁さんたちもそう思わないのかな??と疑問です。一般的にはどうなんでしょうね。

朝も、長男の嫁さんが疲れ切って何もしないのかと思いきや、スマホでゲームしてるし。いや、今、身内しかいないから構いませんけどね。お客さんのお茶の準備とか、何をして、何を義父に確認しておくとか、気にならないのかな・・・元々何事も気にしない性格なのは知っていますが。こんな時だけでもやってくれないかな。

 

いくらでも働きますけど、三男の嫁の私が率先してたらおかしくないか???と思いつつ、次男の嫁と何とかこなす・・・。義弟の嫁は全く手伝う気配がない・・・。そんな通夜後でした。

 

愚痴になってしまって嫌ですね。

 

皆さんがお帰りになって、やっと嫁たちが片づけをして終わりました。家族だけになった時、やれやれと一息つきました。ワイワイと喋っていましたが、ふと気付くと私だけ夫がいないよね・・・・・。みんな隣に伴侶がいる。  気付いてしまうと辛いものがありました。みんな、こんな気持ち分からないだろうなあ。ニコニコしてさ、夫の時もこんな感じだったんだろうな・・・所詮他人事。

 

経験しないと分からない。 それですね。

 

自分の心をなだめて、ニコニコ。

翌日の葬儀の準備へ。

 

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