hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

整理 2

(まず、暗い話でごめんなさい)

 

・・・・・

私は犯人を許しません。

これからも一生

この憎み続ける気持ちが消えないと思います。

夫のことに加え、頭から離れない苦しいこと。

 

 

裁判に向けた打ち合わせの雑談で。

高等裁判の担当検察官から、

自助グループなどで

被害者遺族と語り合う場を持てば良い

とすすめられました。

私の田舎では

そういう活動をしているグループが

あるのはあるのですが

それは

色々な犯罪の被害者遺族がいるわけで

私としては交通事故に限ってほしいのですが

検察官は「人の命はおなじだから」と

言っていて違和感を覚えました。

 

ああ

やっぱり専門家でもわからないんだな・・・。

 

人それぞれ思いは違うし

何が同じで何が違うかなんて決められない。

 

でも

できれば

今の私は、

同じような交通事故で

同じような年代で

同じような家族構成の人と

語り合いたい。

 

どう生きて行ったら良いか

分からなくなっている今の私の

参考というか

救いというか

そうなるのは

やっぱり同じような境遇の人が最適だと思います。

 

私は

夫を闘病の末に亡くしたわけではないので

そのような方の本当のつらさは分からないし

そのような方は

私の事故で突然、裁判等の本当のつらさは分からないと思っています。

 

死別後の色々な辛さは

理解できますし共感できますが・・・

 

本当のつらさは

やっぱり人それぞれだから・・・

 

 

なんだか整理できていないけれど。

 

 

ま。

その検察官には言ってもダメだと切り替えて

適当に話を終わらせました。

 

高等裁判自体は

さすが専門家、の喋りをしてくれて

私も緊張しながらも

苦しみの限りを訴えることができました。

 (事前に試験勉強のごとく言いたいことは練習していましたが)

 

やっぱり・・・・

犯人は反省してなかったし

謝罪の手紙も当日に初めて私に渡され、

弁護人に頼まれたから書いただの

あほらしいことを暴露するし

さんざんで、

実刑判決が下されることを願うのみです。

 

今は

心の平穏を保つことに努めるばかりです。

 裁判前後は

子どもの相手すらまともにできない状態だけれど

・・・

私は

子どもたちの存在にすがるしかない。