hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

話す(メールだけど) 2

続き

 

メールをくれた人は

いつも明るくて優しいです。

長子たちにおさがりの服もくださいました。

明るい旦那様、子どもも二人、幸せな家庭を持ってらっしゃいます。

 

私の勝手な暴露メールにも、

「辛い気持ちを打ち明けてくれてありがとうね」

と返してくれました。

 

その人は、第一子を妊娠9か月で死産した

ということを打ち明けてくれました。

産まれてない子どもじゃあ・・・なんて

私は酷いことをチラっと思ってしまいましたが、

その人は

「自分の体が弱かったからだ

 自分がちゃんと産んであげられなかったんだ。

 今子どもがいるけれど

 死産した子のことは忘れられないし忘れない。

 人の幸せなんか祝えない気持ちもわかるし、

 私なんか人を恨んでいたよ」

と、言っていました。

 

ああああ

大切な人を想う気持ちは

悲しむ気持ちは一緒なんだ。

天国に行ってしまった我が子を想う

その人のつらい気持ちも痛いほど分かる。

いつまでも悲しい

このつらさから逃げたい。

 

私を分かってくれる人がいる。

 

その人は分かっているから

「あなたのことを可哀想と思うのは

 失礼だから可哀想とは思わない。

 でも大切なパートナーをうしなって大変だよね。

 皆で長子ちゃんを育てようと思っているから

 何か助けたいと思っているから。」

と言ってくれました。

 

心にじーーーんときて

涙が出そうになりました。

押しつけがましくない、本当の親切が見えて。

いい人だな って

思いました。

 

 

「なかなか会う機会がないので

 話す時がなかったから良かった。

 今度、ゆっくり話そうね」

 

その人の笑顔が浮かびました。