hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

判決

電話からは

震えるような声が聞こえてきました。

 

どっちだったのだろう。

 

私は聞いたのに、一度じゃあ聴き取れなくて

聞き直しました。

 

地裁の時より

禁固刑が長かったのは聞こえたのですが・・・

私も混乱していたのですね。

・・・

結果は、

執行猶予が付いたので

被告人は本日刑務所を出る

ということでした。

 

ああ・・・

言葉は出ませんでした。

 

ただただ

残念だ

と思うだけでした。

 

実刑で、刑務所内で、〇ね!!と願っていたのに

叶わなかった。

 

 

被害者支援の人は

「弁護士さんも電話してくるだろうけど

 我慢ができなかったよ。

 刑務所暮らしで、前より色艶良くなってた。

 (反省のない態度は)何も変わってないよ。

 くやしいなー!

 hitoromoさんは今までよくがんばったなあ!

 本当によくここまでやったよ!」

と言ってくださって、

私は泣くことしかできませんでした。

 

めちゃくちゃにしてやりたい気持ちを

どう表現すればいいのか、

私の心が壊れてしまうのを

どう防げばよいのか

全く頭がまわりませんでした。

 

 

夫に

あんなに祈ったのに。

 

こんな結果になってしまって

ごめんよ

 

写真にそう言うだけでした。

 

 

 

しばらく一人になりたくて、

次子を実母に任せて

泣いたり、夫の兄弟に連絡したり

これからのことを考えようとしたり・・・。

 

これからってなんだろう。

 

私に

何があるんだっけ。

 

 

 

ただ一つは、

苦しんで待つことが終わったのだ。

 

そう。

 

これからは

子どもの為に

全力で戦うのだ。

 

それが私の

今の私のたった一つの生きる力。