hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

命日の前

一週間ぶりです。

 

 

命日が過ぎました。

 

一週間前から無理に忙しくして、

何とかその日を迎えました。

 

 

二日前に唖然とすることがありました。

義父がウチに来たので、

「また〇日にも来るでしょ」と話したときです。

 

「〇日???何かあったか??〇日・・・・」

と義父。

息子の命日をすっかり忘れていたのです。

 

もう何も・・・何も言葉をかけませんでした。

 

その日の夜に、一人で事故現場に花を持って行きました。

 

夫の好きな曲が車のデータに入っていて

今まで聞くことができなかったのですが、

ひとりだったその夜に、聞きました。

 

号泣しながら

車を運転しました。

 

声をあげて泣きました。

 

・・・

現場には、

私が刑事裁判の最終判決の日に

持ってきた花だけがありました。

 

何か月も、誰も来ていない・・・・。

 

そしてその夜も私だけ。

義兄弟も誰も何もしない。

 

 

現場に、夫がいるとは全く思いませんが

私が花を供えるのは

「犯人」への訴えです。

事故の風化へのアピールです。

 

そして、

遅くなるので帰り道を走るのですが

どうにも気持ちが落ち着かず、

実母に「もう少し泣いてから帰る」と連絡して

海へ向かいました。

 

どうしようもない想いをどこかにぶつけたくて

誰もいない海へ「〇〇くーーーーーん」と

叫びました。

 

「あと何十年こうして生きてくのーーーー」

 

 

何度も夫の名を叫んで

叫んで・・・・・

白い波が帰ってくるのを眺めて・・・・

車に戻りました。

 

 

「子どもが待ってるからね」

「落ち着け、私」