hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

形見分け

私はどうでも良かったのですが、(というかそこまで気が回らない)

実父が 夫の両親、兄弟のことを心配し始めました。

つまり形見分けのこと。

一般的な四十九日の区切りです。

 

私的には、まだまだ夫の持ち物を整理する気にもなれなかったし

したくはなかったけど、

夫の兄弟はズカズカと夫の部屋や夫婦兼用のクローゼットに入り、

物あさりを始めました。

兄弟の気持ちを考えると、私が使わないものは使ってもらったほうが

夫もいいよっていうはずだけど、、、

 

私たちの部屋なのに。

 

 

どうせ使わないから、、、と、ごっそりとあれこれあげることになりました。

 

 

そして夫の両親には、夫の自動車。

しばらく乗らないし乗れないし、確かに持っていてもどうしようもないけど。

 

でも、夫のものが一気に減るのはものすごい苦痛でした。

 

いいよ、夫も使えって言うはずだから

そう話す私は、心で泣いていました。

 

なんで今なのよ。

 

 

 

夫の車とお別れする時

エンジンをかけると音楽がかかって。

夫が聞いていたんだな、、、と思うと、また涙がこみあげてきて。

ドアを閉めて大声で泣きました。

 

色んな思いが溢れてどうしようもありませんでした。

 

そして、泣いても泣いても

もう  抱きしめて  慰めてくれる夫は いないんだなって

さらに悲しくなりました。

 

 

 

みんな、大切に使ってるかな、、、、