hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

ゆっくり無理せずにね

幼稚園の行事がありました。

 

会場までの道を

駐車場から歩いていると、

久しぶりの人に会いました。

 

夏休みに入ってすぐに、

水難事故で次女を亡くされた方でした。

 

次子のおさんぽ会で一緒でしたので、

お通夜の前のお別れ会には参加させてもらって

それ以来でした。

 

私は気付いていなくて、

声を掛けられてびっくり。

 

お互い涙を流しながら、

ウンウンとうなずいていました。

 

私の夫のことを「苦しかったでしょうに」と

泣いてくれました。

 

きっと

次女さんを亡くされたからこそ

分かる本当の悲しみを知って、なのでしょう。

 

私も、

夫のことがあるから

次女さんのことで涙がでる・・・・。

 

どうしようもない、もうどうにもできない

悲しみを

「分かるよ」

って言い合って。

 

先週、おさんぽ会の仲間の中で

四十九日が過ぎるころだから、

お線香をあげに行こうと

話がでていました。

でも、そうしたいのはこちらの勝手。

ママが辛いのなら、煩わしいと思うのなら、

断わることも全然かまわないしいいんだよ、

と私は言っておきました。

 

来てくれるのは嬉しいけれど、

人の子どもを見て辛くなったり、

他人と接することもストレスになるかもしれないから

本当に嫌だったら断わってほしいって。

 

私も、そうだったから。

 

本当に夫や私を想って来てくれる人は

限られていた・・・そう感じてました。

でも、色んな人が来るから

受け入れて受け入れて・・・・

自分の気持ちもおかしくなっていたのに

人がくるから気丈にしてなきゃいけない

気の利いた言葉もだせない、

笑えないのに作り笑いをした。

 

 

でもそのママはひねくれずに、

会いたくない人もいるから断わったりしたけど、

子どもからは元気がもらえるから・・・・

と言って

私が抱っこしていた次子と

笑顔で戯れてくれました。

 

宗教のこととか

気分の浮き沈みのこととか

ストレスの発散のこととか

私の過ごしていたことを少し話して、

「ゆっくりでいいから」

「嫌なことは嫌でいいから」

「無理しないように、

 食べれるときに食べて、寝れるときに寝てね」

って、とにかくゆっくり、って

それで別れました。

 

また、連絡します、はなそうねって。

 

そのママは車だったので、

気を付けて

気を付けて

って

何度も手を振りました。

 

 

「同じ境遇の人とつながることも、心にいいよ」

って教えなきゃ・・・・。