hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

長子に求む

回覧板を届けるために

昨日の夕方

子どもたちと外へ出ました。

 

歩いていると

近所の家でイルミネーションを付けていて

もちろん

子どもたちは大興奮。

 

あっちにもこっちにも

吸い寄せられるので

「お家にもあるから、それをだそう」と

やれやれ

帰りました。

 

夫が買ってくれていた

白いイルミネーションのライト。

長子の喜ぶ顔が見たくてネットで買ったもの。

 

長くて

沢山で

光るパターンも多くて

子どもたちは大喜び。

 

もつれたところを

ほどきながら

「これ、お父さんが買ってくれたのよ」と長子に話しました。

 

長子は返事なし。

 

「お父さんが買ってくれたの。」しーん

 「お父さんのこと、忘れた??」と聞くと

 

「忘れた」と。

 

ガン っとショックを受けましたが

 

「覚えてる?」と聞くと

「うん」というので、

 

「どっち??」と聞き直すと

「覚えてる!」と長子。

 

少しほっとしました。

 

まあ

何を覚えてるのか分からないし

 

長子は少しずつ、お父さんのことを忘れて行ってしまうのだろうけど

 

一瞬のことでもいい

 

お父さんの笑顔だけでもいい

 

抱っこされたぬくもりだけでもいい

 

どうにか

 

お父さんの愛を、覚えていてほしい。

 

 

本当に切実な願い。