hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

長子の考え 4

先日

夫の誕生日で

それなりに親子三人でお祝いをしました。

 

ふわふわに作れなかったスポンジに

長子がクリームを塗ってくれました。

 

子「お父さんは写真だから、私が食べるの?」

私「そうだね。長子がいっぱい食べてあげてね。

  お父さんも長子が大きくなれば喜ぶよ。」

子「そう。お母さんはかなしいの?」

私「うん、悲しい。とってもとってもとーーーっても

  悲しいよ。」

・・・

夫の好きなハンバーグは

長子が運んでお供えしてくれました。

 

子「なんでお父さんのハンバーグ小さいの!」

私「ごめん、写真の所に置けないから小さくした。

  今度は大きいのあげようか。」

・・・

 

食卓にも

夫の大きめの写真を置いて、

子ども達がお祝いの歌をうたいました。

 

その

かなしくも

ささやかな

晩御飯の一時間前・・・

 

夫の双子の義弟が、

娘を連れてやってきました。

 

ビールとケーキ等をお供えに。

 

二人で語ることもあるかと

そっとしておきました。

 

その娘(姪っ子)が、

「今日うちのお父さんの誕生日だよ」

と言うので、

長子が

「私のお父さんの誕生日だよっ」

と張り合いました。

小2の姪っ子は、双子のことを分かっているので

そうそう と流していました。

 

すると

長子が

「お父さんは車とぶつかってドーンって

 しんだんだよ。」と

手をぱちんと合わせながら、

真面目な顔で姪っ子に言い始めました。

 

姪っ子は

「ウン、知ってる」

と答えて、、、終わりました。

 

私は、この子どもたちのやり取りを

何度か経験しましたが

長子がどう言うにせよ

彼女が夫のことを話す度に

胸がグッと絞められます。

 

でも

長子が、お父さんのことを

ただ

純粋に

そういうことなんだと、

事実を

受け止めるというか把握するというか

そういう風にいてくれるのが

一安心なところではあります。

 

長子が忘れてしまった思い出は

私が話してあげればいい。

 

お父さんのあたたかい愛情は

長子のずっと奥の方にあるはずだから、

私はそれを絶やさないようにするだけ。

 

 

 

あとは

私の突然来る苛立ちを

どう発散するかが一番の課題。

 

子ども達、ごめんね。。。。