hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

お父さん見たよ

長子の骨折で、

トイレやお風呂で手間がかかる毎日です。

 

私も腰にきそうで・・・

治るまでに私がダウンしそうな。

 

痛みが落ち着いた長子は

良く動くようになりました。

 

二日前からは

這いつくばって移動したり、

ギプスを持ち上げて方向転換したり、

家中を回っています。

さすが子ども!

 

それでも介抱は楽したいので

二階の寝室はしばらく使わずに、

夫の遺影のある和室に寝ることにしました。

 

毎晩

電気を消したがらない次子も、

遺影を照らす電気がついているので

薄暗くても落ち着いています。

 

昨夜は

長子も「お父さんの電気があるから怖くないね」

と話していました。

 

何気ない会話から、

「お父さん会いにこないかな」と私が呟くと

「お父さん見たよ」と長子が話し始めました。

 

「お父さん、長子のこと見に来て、お父さんって呼んだら

  ふわふわの雲みたいなので見えなくなっちゃって。

  だからお父さんは死んでないんだよ。

  雲の遠くに行っちゃったから。」

「船に乗って、お父さんが流れて行っちゃったんだ。」

と・・・夢なのかどうなのか、

子どもは見えるといわれるし。

 

「きっと、長子が怪我したから心配してきたんだよ、

  お父さん。可愛い俺の長子が~~!!って言ってるよ。」

と私が言うと、嬉しそうに大笑いしていた長子。

 

その後もお父さんがね~と話し続ける長子を見て、

次子も「おとーさん、きたからね~」と

真似して?話していました。

 

お父さんのこと、いつも忘れずに思い続けられるように。

 

私にできることは

これくらいだけど、

私にしかできないよね〇〇くん と思って

この何気なさを 続けていきたいです。