hitoromo's blog

2013年交通事故でまさかの未亡人に。頑張ることはせず、日常に苦しみながら、悩みながら、悲しみと共に、幼い子ども二人とゆっくり生きています。夫はいつもそばに、、、そばにいてね。

長子の考え 3

いつも通りの夜でした。

 

次子が線香を一本立てて

皆で夫の遺影に「おやすみ」と挨拶をして

二階の寝室に上がる・・・

 

でも昨夜は、お昼寝布団を片づけていなかったせいか

それに気づいた長子が

「今日はここで寝る!!」と

寝る準備を始めました。

 

眠たい次子は、「ここやだ~」と泣くし。

 

でも本気の長子。

 

次子をなだめて、そこに布団を出しました。

掛け布団は寝室から運びました。

 

 

長子に

「何で今日はここで寝たいの?」ときくと

 

「お父さんが見えるから」と。

 

じゃあしかたがないよね、

寒さも落ち着いてきたしここで寝てもいいよ^^

 

でも

遺影や沢山の写真が見えるからか

「お父さん いつ治ってくるの??」

と言い始めた長子。

私がきき返すと、また同じように言いました。

 

私は一呼吸おいて

「お寺に行ったときに話したでしょう。

 お父さんはね・・・・・死んじゃったんだよ。」

 

それを聞いて長子は

「お父さんに会いたいよ。涙がでちゃうよおおおお」

と泣き始めました。

 

私は長子を抱きしめて

「お母さんも会いたいよ。寂しいね、悲しいね。」

と一緒に泣きました。

 

すると何かを感じたのか、ただ眠かっただけなのか

背中を向けていた次子も

「かあしゃああああん」と泣き始めて・・・そのまま眠りました。

 

私と長子は

しばらく夫の思い出を話しました。

 

長子は、あんまり覚えていないけど

お父さんと遊びたい、一緒に寝たいと泣いていました。

 

お父さんが大好きって気持ちは

持ち続けてほしいです。

 

寝る前に

長子はマイワールドへ。

「お父さんは小さくなったんじゃない?

 小さく小さくなって、小人になって、穴に落ちて

 ネズミのお腹の中に入って、それから大きくなったら

 ネズミがびっくりする!」

 

お父さんはどこかで見てくれてるはずだよ^^笑って ね。